アクア用品レビュー

【GEX Picoroka】ピコロカを実際に6ヶ月使ってみた使用感と個人的に思った事【ボトルアクアの最強ろ過機】

こんにちは、こつまるです

みなさんは小型水槽やボトルアクアのろ過装置、何を使っていますか?

大型の水槽と違い、容量が小さいためフィルターを使用せずに無濾過で運用している人も少なくはないと思いますが、やはり小型の水槽でもろ過設備がつけられるならいいに越したことはないですよね?

今回はお話しする内容は

  • 小型水槽やボトルアクアで使える濾過フィルターを探している
  • 小型の水槽でもレイアウトの邪魔にならない形でフィルターを設置したい

このような方に向けて、GEXさんから発売されている小型水槽用の濾過器ピコロカの商品解説とレビューを行っていきます。

私がピコロカを実際に6ヶ月使用してみて

  1. どのような使用感だったのか?
  2. どんな水槽に適したろ過機なのか?
  3. 不満点注意点はあったかどうか?

これらをふまえて私なりの感想をお話ししていこうと思います。

それでは今回もザックリとやっていきましょう。

【結論】ピコロカは超小型水槽・ボトルアクア用の最強ろ過機

結論から言いますと、ピコロカは小型水槽とボトルアクアに最適な最強ろ過機です。

いきなり最強っておまえ、話を盛りすぎだろ!って思う気持ちもわかります。ただちょっとだけ話を聞いてってほしい。

このフィルターは「底面ろ過」という仕組みを採用したフィルターで、数あるフィルター種のなかでも非常に強力な濾過能力を有した仕組みとなっているのですが、いままでの底面フィルターはどのメーカー製でもパーツが大きく、頑張って導入できたとしても15cmキューブや20cmキューブまでの水槽向けで、ましてやボトル容器に導入できるサイズの底面フィルターなど事実上ゼロでした。

そんな中発売されたのがこのピコロカで、強力な底面ろ過の仕組みを超小型水槽やボトルアクアにも導入できる商品が発売されたというのはかなり革命的な事なのではないかと私自身は思います。

ちなみに底面フィルターとはなんぞや?

と、そもそも底面フィルターの仕組みがわからない方は、こちらの記事を確認してみましょう。私が可能な限りわかりやすく解説しています。

【サルでもわかる】投げ込み式と底面式フィルターのしくみ【水槽フィルター解説】 こんにちはこつまるです。 この記事ではサルでもわかる水槽設備解説 略してサルわかシリーズと題しまして、アクアリウムに必要な...

形状・設置解説

ここからは製品の詳細を確認していきましょう。

開封した時の内容品はこんな感じです

  1. 説明書
  2. 底面ろ過用のプレート
  3. USB電源
  4. USBコネクタのついた超小型ポンプ
  5. ジョイント式排水パイプ

底面ろ過用のプレートは成人男性がこのように握って手に収まる程度の大きさです、円周は軟式の野球ボールくらいでしょうか?

これは2枚一組になっていて、お互いにはめ込むことで一つの濾過パーツとして機能します。

次に小型モーターの内部ですが

中には小型のスポンジが一つ入っています。

そもそもこのフィルターは底面ろ過と言って、ソイルなどの底砂をろ材とする仕組みなので、このスポンジは濾過能力というよりも、おそらくモーター本体にゴミが侵入しないための目的で組み込まれているスポンジです。

全体を組み立てた時の見た目はこのような感じで、

パイプのジョイントは組み合わせで形状を様々な形に変えられます。中段にあるツマミを操作すればポンプの流量もある程度調整が可能で、ベタなどの水流を好まない魚の飼育においても活用できる仕組みとなっています。

簡単に言うとこの形のまま水槽内へ沈めて、上から砂利やソイルなどで直接カバーをしてフィルターを起動します。

実際に使用してみて気づいたこと6選

ここでは私が実際に半年以上使って感じた、ピコロカの良い部分4点気になった点2つを紹介したいと思います。

まず良かった点4つ

  1. 本体が目立たない
  2. 濾過能力がマジですごい
  3. 泡ブクはじけない
  4. パネルヒーターと相性がいい

次に気になった点です

  1. 設置の失敗はできない底面ろ過フィルター
  2. 小型フィルターにしては割高なお値段

それでは、順を追って解説していきましょう。

【良い所①】とにかく目立たない

まず、このフィルターはとにかく目立たないです。

いままでのボトルアクアは、基本的に無濾過で運用する事が多く、換水をこまめに行うことにより水質の維持をしていました、そして水槽内に他社の超小型フィルターを中に入れた場合はスペースの圧迫をする事が課題となっていました。

ピコロカなら排水パイプも細めですし、レイアウトの水草などを使えば簡単に配線を隠す事も可能です、底面フィルターなので濾過装置のBOXなどをボトルの外に置く必要もありません。

外掛けフィルターの場合は、水槽のフチの形状を気にする必要がありますが、このフィルターはボトル容器など円形のフチにも関係なくフィルター機能を発揮する事ができます。

【良い所②】ソイル使用で水の透明度がやばい

やはり見逃せないのが、底面ろ過によるキレイな水の透明度です。

少水量の小型容器は水質が安定しにくい場合が多いですが、ピコロカなら強力な底面での濾過能力を持っているので、しっかりと安定した水質を保つことができます。

底面ろ過の仕組みがイマイチわからない

という方はこちらの解説記事を確認してみてください。

【サルでもわかる】投げ込み式と底面式フィルターのしくみ【水槽フィルター解説】 こんにちはこつまるです。 この記事ではサルでもわかる水槽設備解説 略してサルわかシリーズと題しまして、アクアリウムに必要な...

【良い所③】水中モーター式なので、泡ブクがはじけない

私の底面フィルター解説記事では、エアーポンプを使用したエアリフト方式しか解説しませんでしたが、このフィルターは水中ポンプによる底面ろ過システムを採用しています。

水中ポンプ式のメリットはエアレーションによってはじける気泡が全くないという部分です。はじけた気泡の粒は思っているよりも遠くまで飛んでいく場合が多いので、水槽周りが水びたしになって湿気も生まれ、周囲の家具などに悪影響が及ぶかもしれません。

この場合の多くはフタをかぶせるなどして、はじける気泡の飛び散りを防ぐ必要があるのですが、この水中ポンプ式なら気泡が発生しないので、フタも必要とせずオープンで自然なレイアウトを作ることができます。

【良い所④】パネルヒーターとの相性がいい

この商品はパネルヒーターとの相性が抜群です。

底面ろ過フィルターは水槽の底面から水を循環させて水流を生み出す仕組みなので、パネル式のヒーターを使用すると。

このような形で、クッションと共にボトル水槽の下へパネルヒーターを潜ませることによって、非常に効率的な水温管理を行うことができます。

このパネルヒーターは、ボトル内でヒーター用のスペースを余分に確保する必要もなくなるので、そのぶん水槽内もスッキリして水草も植栽可能ですし、かなりオススメな商品です。

【注意点①】設置のミスが命取りになる

形状の解説でも写真でお見せしましたが、このフィルターは水中モーターと濾過プレートがそれぞれ分離していて外れやすい形状になっています。

砂利やソイルを入れると水中モーターの部分も埋まるので、埋めた後にモーター部分と円形のプレートが分離してしまうとリセットを余儀なくされ、再設置となってしまいます。

まずはじめの段階で設置場所の入念な計画を行う必要があるという事と、水草を植栽する時には植える向きやピンセットが水中モーターになるべくぶつからないよう注意しましょう。

底面ろ過フィルター全般に言える事なのですが、初めの段階でどの場所に設置をするのか?と、パーツが砂利の中で分離してしまわないよう丁寧な取り扱いがかなり重要になってきますね。

【注意点②】お値段高くない?問題

さぁ、お待たせしました

ここで皆さんが気になっているお値段の方を見ていきましょう。

これは楽天さんを引用しての参考価格ですが1個当たりの値段は、送料込みでおおよそ3000円前後になります。私が近所のアクアショップで直接購入した時は2600円程度でしたが、正直なところ小型フィルターの値段として見ると高い部類かもしれません。

しかし濾過能力に注目すると、ピコロカは小型の外部フィルターに匹敵する水質浄化能力を有していますので、価格に見合った性能は十分にあります。

私自身の感想としては

なによりもボトルアクアで目立たず、シンプルに運用が可能で、優秀な性能を持ったフィルターはピコロカ以外にそうそうありませんので、唯一無二の商品価値は十分にあると考えています。

まとめ

最後にまとめです

  • ピコロカは小型水槽・ボトルアクアに最適な最強ろ過機
  • レイアウトの邪魔になりにくいシンプル構造
  • 設置の時は水中ポンプが外れないように注意しよう
  • 安くはない値段だが濾過能力と利便性を考えると妥当な価格

ニッソーさんのマイクロフィルターなど、過去にも超小型の水槽用ろ過フィルターは発売されていましたが、強すぎる流量からボトルアクアやベタなどのヒレの長い魚には使用できませんでした。

このピコロカなら水流の強弱が調節可能ですし、泡もはじけません。

また、水景の邪魔にならない高性能濾過器はボトルアクア界で唯一の存在です。

個人的には購入して本当に良かったと思いました。