ここでは、誰でも育成できる水草たちをまとめています。
騙された思って一度は育ててほしい、育成の簡単な水草たち
ここでは私が10年間のアクアリウム人生の中で育成経験のある水草の中から、初心者でもオススメできる品種をご紹介します。
選定基準はこちら
- 私が育成経験のある水草
- どんな水槽環境でも比較的簡単に成長・増殖できる
- 成長した姿・群生した姿がキレイでビジュアルも悪くない
どれも丈夫で育成の簡単な水草なので、まだ育成経験のない方は騙されたと思って一度育成してみてください
試しに育ててみてほしい有茎草
パールグラス
まず一つ目はパールグラスです。
これは水槽の業界ではかなり昔から親しまれている水草です。
葉の形状は小ぶりでトリミングにも強く水質変化にもある程度柔軟
成長速度も速めなので、まさに入門用としてうってつけの水草です。
水槽の中でGHという水質の数値が高い場合は水草を育成する際に思うように育たなくなる原因としてかなり悩みの種となるのですがこの植物はGHが高めでもわりと元気に成長してくれる水草です。
「GHとはなんぞや?」
という方はこちらの記事で硬度について解説しているので確認しましょう。
アンブリア
アンブリアはモフモフした見た目が特徴的な有茎草です。
大体の水質に幅広く対応でき、あまり高性能な照明も必要とせずにテキトーでもなんでもいいのでとりあえず生き物が入っている水槽ならメチャメチャ成長します
マジでメチャメチャ成長します(2回目)
そのメルヘンチックな見た目から、群生させた時の迫力はかなりの見もの
成長も早いので水中内の栄養素の吸収も早く、苔の抑制にも一役買ってくれます。
水草とコケの抑制にどのような関係性があるのかは、こちらの記事でわかりやすく解説しているので「水槽のコケを抑えたい!」という方は確認してみましょう。
試しに育ててほしい陰性水草
アヌビアスナナ・プチ
陰性水草の代表でアヌビアスという品種があります。
主に流通している品種ではアヌビアス○○といった名前で
ナナ・バルテリー・コーヒーフォリア・グラキリス・ヘテロフィラなど様々な種類がありますが、
その中でもこのアヌビアスナナ・プチはあまり大きくならずに小さな葉っぱを増やしていく品種なので、メイン水草とは別に日陰となる所にアクセントとして設置するなど、かゆいところに手の届く陰性水草です。
注意点は、ただのアヌビアス・ナナを間違えて買わないようにしましょう
アヌビアス・ナナの通常種は葉も大きく、濃い色も相まって小型の水槽ではレイアウトを崩してしまうレベルでかなりの存在感を与えてしまいます。
おススメしているのはアヌビアスナナ・プチですので購入時は名前に注意です。
試しに育てて欲しい浮草
アマゾンフロッグピット
最後はアマゾンフロッグピットです
特に水質を気にすることもなく、だいたいどんな状況でも成長でき、たとえ必要が無くなっても保険のため1~2株だけ残して浮かせておけば、いざというときに使用ができるのが本当に手軽ですし、増えたらトリミングも容易で栄養の吸収も良く、様々な状況で役に立つ便利な浮草です。
初めての人も、育てたことない熟練者も
今回紹介した4種の水草はどの品種も簡単に育成が可能な物ばかりです。
これから初めて水草を育てる方も、育成したことない熟練者の方も全ての方にお勧めできる4種の水草紹介でした。