こんにちは、こつまるです。
今回はアクアリウムとお金に関するお話
趣味でもなんでも何かを始めようと考えたときに、真っ先に気になるのが「費用問題」ですね
アクアリウムでも同じです
ぶっちゃけいくらかかるのか?
とね、みなさんこれが一番知りたいんだと思います。
だってそうでしょう、これは本当にやる・やらない以前にまず一番最初の大きなハードルなんですよ。
むしろ大半の人はこの問題のせいで、いまだ決断できずにアクアリウムを始められない、そんな感じだと思います。
そこで今回は
と、ずっと考えている方・初めの一歩をいまいち踏み出せていない方のためにアクアリウムでかかる費用の全貌について解説をしていきたいと思います
【結論】アクアリウムの費用はまじでピンキリ
ざっくりと結論から言うと
アクアリウムを始める際の費用は
3000円~30000円~無限大
このぐらい振れ幅があります
いやおまえ曖昧過ぎだろ
とツッコミが来そうな気がしますが、こだわるポイント次第で高くも安くもなってしまうのがアクアリウムなんですね
しかし事前にある程度の知識を蓄えた上で花瓶などを水槽に代用してコストを抑えれば、生体などを含め3000円程度から開始することも可能です。
こればっかりは各自のお財布事情と相談になってしまいます
以下の記事で、初心者でも3000円から初期投資を抑えつつベタを飼育するための方法を紹介しています。
では本格的に四角い水槽をやる場合は?
というと、前述している結論のようにぶっちゃけ上を求めたら青天井で費用が上がってしまいます。
しかしここはひとまず頭を空っぽにして
ざっくり3万円前後を確保した上で初期設備を選択すれば、まず大きく失敗するような事は少なくなると覚えておいてください。
アクアリウムは初期費用として3万円程度を確保すると余裕を持った設備構築ができる。
大きく分けて2種類!具体的にはどこに費用ががかかるの?
では実際どの程度のお金が必要なのか見ていきましょう。
ここではまず前提としてアクアリウムには様々なスタイルがありますが
今回は水草水槽(ネイチャーアクアリウム)をやりたい場合に、どの程度費用がかかるのか紐解いていきます。
設置する水槽の大サイズによっても、トータルの設備費用は大きく変わってしまいますので、ここでは
- 30cmキューブ水槽
- 60cm規格水槽
アクアリウムで一番標準的なこの2サイズの水槽を基準として初期費用と維持費をまとめてみました。
なぜこの2種類の水槽サイズを起用したのかについては、別記事で解説をしますので合わせてご覧ください。
水草水槽の初期費用
下の表は初期費用のまとめです
具体的な製品名は割愛しますが、各設備の相場は2020年12月時点の大手ペットショップ通販会社チャームさんの価格を基準としています。
合計価格のみ知りたい場合は一番下段の金額を確認してください
必要な初期設備 | 30cmキューブ水槽 | 60cm規格水槽 | 備考 |
水槽 | ¥2150 | ¥2980 | |
LED照明 | ¥5400 | ¥9400 | 性能を吟味した方がいい設備 |
ろ過フィルター | ¥5650 | ¥7000 | |
ソイル | ¥800 | ¥1600 | |
ヒーター | ¥2000 | ¥2350 | |
デジタルタイマー | ¥1500 | ¥1500 | |
温度計 | ¥200 | ¥200 | |
魚(生体) | ¥1000 | ¥2000 | ネオンテトラ&エビのセット |
水草 | ¥1000 | ¥2600 | 初めての水草セット |
Co2機器 | (¥14800) | (¥14800) | 初めは無くてもいいが将来的には必要 |
エサ | ¥330 | ¥330 | キョーリン製ネオプロス |
バケツ | ¥500 | ¥500 | 水換え用10L |
カルキ抜き | ¥400 | ¥400 | |
合計 | ¥20930 | ¥30860 | ※Co2機器は含めず |
ざっくり解説すると
- 30キューブで2万円
- 60規格水槽で3万円程度
と、こんな感じになります。
また補足ですが、これらの価格は新品で購入した場合の数値ですので、メルカリさんなどで中古品をGETできた場合にはさらに値段を安く抑える事ができます。
水草の育成に重要なCo2機器に関しては
初期価格の一番高い組み合わせをピックアップしました
Co2って何?
って思った人もいますね
簡単に言うと「水草を健康的に急成長させるための装置」です。
Co2の添加方式は様々な方法があって、その種類によってコストも変わってくるので
ここでは
「ふーん、そうなんだ」
程度に感じてください。
始めのうちは無くても平気ですが、将来的にはCo2設備の購入を視野に入れておいた方がいいかと思います。
実際はCo2機器を導入した方が水草水槽の世界は格段に広がります
水草水槽にかかる維持費(固定の費用)
初期設備の資金以外に
日々の管理で必要な継続費用を簡単に解説します
- カルキ抜き…1年で300円程度
- エサ代…2年で300円程度
消耗品ではありますが
いずれも一度購入してしまえばかなり長持ちするものです
次に以下の価格は一ヶ月使用した場合の
各設備の電気代です
- LED照明…60円程度
- フィルター…だいたい100円
- ヒーター…冬は1000円程度、年平均で毎月250円ぐらい
最後のヒーター代に少しびっくりするかもしれません
しかしヒーターは主に冬場の寒い環境で頻繁に稼働する設備なので、冬以外の暖かいシーズンではもっと安い場合がほどんどです。
1年を通して平均値をとると、ヒーター代はだいたい月額平均250円程度になります。
まとめ
見えなかったアクアリウムの金銭相場が
なんとなく見えてきたかと思います。
最後に簡単なまとめです
- 小型の水槽なら3千円程度から始められるが、ある程度の知識が必要
- もし何もわからなければ3~4万円ぐらい事前に確保した上で始めると失敗しにくく継続もしやすい
- 月額の固定費は400円程度
- 最終的な費用は、自分の飼育スタイルや工夫などによって大きく変わる
- 自分のお財布事情と、こだわりのポイントを吟味してアクアリウムを始めよう
意外とお金かかるわね
と思った方もいるかもしれません。
しかし他のペットと比較した場合ではトータルで同じぐらいではないでしょうか?
ワンちゃん猫ちゃんを買いに行くだけでも10数万円かかってしまったりもするので、予防接種やエサ・トイレ代の継続費用も一緒に考慮すればさほど変わらず、むしろ安い気がするかもしれません。
(子猫子犬をもらった場合は別ですがね)
ただ、色々あーだこーだ言いましたが
工夫をしてアクアリウムを始めるもよし
お金に余裕のある人は膨大な資金を駆使して豪華に始めるもよし
水槽管理のスタイルや方針は人それぞれです
ぜひ自分の生活スタイルに合った
あなたのアクアリウムをこれを機に始めてみてください